楽団史

ここでは早稲田大学交響楽団の創立以来の歴史を、年表形式でご紹介します。

1913年 創立。
1927年 モーツァルト作曲 交響曲第35番「ハフナー」本邦初演。
1957年 早稲田大学創立75年・記念会堂開堂記念祝典演奏会(第1回早稲田大学フロイデハルモニー演奏会)を行なう。
1975年 ショスターコヴィッチ作曲 交響曲第13番「バービィ・ヤール」本邦初演。
1978年 ベルリン・カラヤン財団主催の第5回国際青少年オーケストラ大会(通称カラヤン・コンクール)優勝。
小澤征爾氏の指揮による「オーケストラがやってきた」テレビ収録。
1979年 早稲田大学よりカラヤンコンクール優勝の功績に対して、小野梓記念芸術賞受賞。
フランス・スイス演奏旅行、フランス・エヴィアン音楽祭に参加、アレクシス・ワイセンベルク氏(ピアノ)と共演。
早稲田大学による故ヘルベルト・フォン・カラヤン氏への名誉博士号贈呈式の際、カラヤン氏自らの指揮でリハーサルを行う。
1982年 西ドイツ(当時)演奏旅行、ベルリン、ケルンなど15都市にて公演、武満徹作曲「遠い呼び声の彼方へ!」ヨーロッパ初演。
早稲田大学創立100周年記念演奏会にて武満徹作曲「オーケストラのための<星・島(スター・アイル)>」(早稲田大学創立100周年記念委嘱作品)を故岩城宏之氏の指揮で世界初演、同じくマーラー作曲 交響曲第8番「一千人の交響曲」をアマチュア初演。
1984年 楽団創立70周年を記念して大友直人氏指揮による九州特別公演を行う。
レナード・スラトキン氏による公開練習。
1985年 故ズデニェク・コシュラー氏(当時プラハ国民劇場音楽監督)の指揮によるスメタナ作曲 連作交響詩「わが祖国」全曲演奏。
ハーバード・ラドクリフ交響楽団とのジョイントコンサート。
第1回「東京の夏」音楽祭にて、安永 徹氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第1コンサートマスター)他と共演。
モーリス・パート作曲「交響曲第一番」の世界初演を含む第123回定期演奏会の模様を、イギリスBBC放送がラジオ放送。
1986年 ヨーロッパ演奏旅行、5ヶ国20都市で公演を行う(フランス・東西ドイツ(当時)・チェコスロバキア(当時)・オーストリア)。
ベルリン・フィルハーモニーにて、ドイチェ・グラモフォン社によるレコーディング。
自由ベルリン放送によるテレビ収録。
サントリーホール・オープニングシリーズにおいて指揮者に元英国首相エドワード・ヒース氏を迎え、オットマール・ボルヴィツキー氏(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団首席ソロチェロ奏者)と共演。
1987年 3月25日に、ヨーロッパ演奏旅行の功績により、早稲田大学より小野梓記念芸術賞を再受賞。
故岩城 宏之氏の指揮によるメシアン作曲「トゥランガリラ交響曲」アマチュア世界初演。
1988年 山下一史氏の指揮による石井眞木作曲「日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム」アマチュア世界初演。
「1989年ワールド・ツアー」のフィリピン公演においてアキノ大統領(当時)のご臨席を賜る。
マニラ国営放送による全国録画放送。
1989年 「1989年ワールド・ツアー」において10ヶ国で公演を行う(フィリピン、フランス、東西ドイツ(当時)、オランダ、オーストリア、スイス、イギリス、アメリカ、日本)。
安永 徹、オットマール・ボルヴィツキー、ジョン・ブラウニング、イザベル・ファン・クーレンの各氏と共演。
ベルリンにて自由ベルリン放送によるテレビ収録。
ハノーヴァーにて、北ドイツ放送によるラジオ収録。
1990年 第143回定期演奏会にて皇太子殿下のご臨席を賜る。
1992年 1992年世界演奏旅行、世界7ヶ国16都市で公演を行う(ドイツ、オーストリア、スイス、スペイン、ポルトガル、アメリカ、日本)
世界演奏旅行の東京公演において三笠宮寛仁親王同妃両殿下のご臨席を賜る。
ユージン・イストミン氏(ピアノ)、ハンスイェルク・シェレンベルガー氏(当時ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ソロオーボエ奏者)と共演。
「1992年世界演奏旅行」の東京公演において三笠宮寛仁親王同妃両殿下のご臨席を賜る。
1995年 「1995年ワールド・ツアー」において、世界4ヶ国13都市で公演を行う(ドイツ、オーストリア、アメリカ、日本)。
ルードヴィヒ・クァント氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第一ソロチェロ奏者)、ミッシャ・ディヒター氏と共演。
第23回フロイデハルモニー演奏会「最後の第九」を行う。
1996年 日蘭学生友情コンサートにおいてオランダ、ナイメーヘン大学オーケストラと共演。
ゲルト・ザイフェルト氏(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団第1ソロホルン奏者)によるホルンパートのレッスンを受ける。
1997年 第159・160回定期演奏会にてゲルト・ザイフェルト氏、ライナー・クスマウル氏(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団第一ソロコンサートマスター)、ウォルフラム・クリスト氏(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団第一ソロヴィオラ奏者)、ゲオルグ・ファウスト氏(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団第一ソロチェロ奏者)と共演。
1998年 「1998年ワールドツアー」において、7ヶ国18都市で20公演を行う(フィリピン、マレーシア、シンガポール、スペイン、ドイツ、アメリカ、日本)。
ウォルフラム・クリスト氏、ペーター・ブルンス氏(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団第1チェロコンサートマスター、バイロイト祝祭管弦楽団第1ソロ・チェリスト)、ラルフ・キルシュバウム氏と共演。
「1998年ワールドツアー」(フィリピン公演)において秋篠宮文仁親王同妃殿下のご臨席を賜る。
2000年 第165回定期演奏会にて、三枝成彰氏作曲による委嘱作品「太鼓について」<太鼓協奏曲>の世界初演を行う。故野村万之丞氏、和太鼓一路と共演。
政府が主催する行事「ドイツにおける日本年」の一環として「2000年ドイツ演奏旅行」を行い、8都市で8公演を行う(ロストック、ホイヤースヴェルダ、ケムニッツ、ドレスデン、ビーレフェルト、ハレ、ヴィッテンベルク、ベルリン)。ベルリンにて日本放送協会によるテレビ収録。
2003年 カラヤンコンクール優勝25周年を記念して、「2003年ヨーロッパ公演」を「カラヤン・メモリアル」として行い、3ヶ国11都市で12公演を行う(オーバーハウゼン、ヴィースバーデン、バンベルク、ライプツィヒ、フランクフルト・オーデル、ベルリン、フランクフルト・マイン、ザルツブルグ、ウィーン、白石、東京)。
2006年 「2006年ヨーロッパ公演」において、計4ヶ国11都市にて12公演を行う(オーバーハウゼン、フランクフルト、マンハイム、ザルツブルク、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、ライプツィヒ、アーヘン、パリ、東京)。
ヴィクトール・エマニュエル・フォン・モンテトン氏(ピアノ)と共演。
2007年 LA FOLLE JOURNEE au JAPON「熱狂の日」音楽祭2007に出演。
早稲田大学創立125周年記念式典において、菅野由弘氏作曲による委嘱作品「西北の潮流」の世界初演を行う。また、早稲田大学創立125周年記念演奏会において、ベートーヴェン作曲交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125を学内の合唱団350名と共演。
2008年 「ウィーンリング・アンサンブルと早稲田大学交響楽団による公開リハーサル」において、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーと共演。
第185回定期演奏会において、若林顕氏(ピアノ)と共演。
カラヤン生誕100年記念演奏会において、ガブリエル・シュワーベ氏(チェロ)と共演。
2009年 「2009年ヨーロッパ公演」において、計4ヶ国12都市にて13公演を行う(ヴィースバーデン、フライブルク、ザルツブルク、ウィーン、ライプツィヒ、フランクフルト・オーデル、ベルリン、ドレスデン、オーバーハウゼン、ボン、パリ、東京)。
ヴィルヘルム・オーメン氏(ピアノ)、ガブリエル・シュワーベ氏(チェロ)と共演。
2010年 第12回海外公演「2009年ヨーロッパ公演」ベルリン・フィルハーモニーにおける公演を収めたCDがユニバーサル・ミュージックより発売。
2011年 第190回定期演奏会がドリームライフチャンネル on USTREAMより動画配信される。
第192回定期演奏会において、シュテファン・ドール氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 首席ホルン奏者)と共演。
2012年 第13回海外公演「ヨーロッパツアー2012」において、計3ヶ国13都市にて公演を行う(フランクフルト、ライプツィヒ、バイロイト、ザルツブルク、クラーゲンフルト、ウィーン、ミュンヘン、ニュルンベルク、ホイヤースヴェルダ、ベルリン、オーバーハウゼン、ヴィースバーデン、東京)。
「早稲田大学交響楽団創立100周年記念演奏会」(全5回)を開催。
第5回創立100周年記念演奏会において、ミクローシュ・ペレーニ氏(チェロ)と共演。
2013年 創立100周年を迎える。
第13回海外公演「ヨーロッパツアー2012」ベルリン・フィルハーモニーにおける公演を収めたCDがユニバーサル・ミュージックより発売。
サイモン・ラトル氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者・芸術監督)の指揮でリハーサルを行う。
2015年 第14回海外公演「ヨーロッパツアー2015」において、計4ヶ国14都市にて公演を行う(フランクフルト、バイロイト、ニュルンベルク、ザルツブルク、ウィーン、ミュンヘン、ドレスデン、ベルリン、ライプツィヒ、オーバーハウゼン、ケルン、ヴィースバーデン、パリ、東京)。
冬季特別演奏会において、ミクローシュ・ペレーニ氏(チェロ)と共演。
2016年 第10回 練馬稲門会 New Year’s Concert 2016において、シュテファン・ドール氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 首席ホルン奏者)と共演。
第14回海外公演「ヨーロッパツアー2015」ベルリン・フィルハーモニーにおける公演を収めたCDがユニバーサル・ミュージックより発売。
2018年 第15回海外公演「ヨーロッパツアー2018」において、計2ヶ国12都市にて公演を行う(オーバーハウゼン、ボン、フランクフルト、ザルツブルク、ウィーン、ハンブルク、ベルリン、バイロイト、ニュルンベルク、ミュンヘン、フライブルク、ヴィースバーデン、東京)。
2023年 大阪のザ・シンフォニーホールにて、「早稲田大学交響楽団 110周年記念大阪特別公演」を行う。大阪での公演は、約100年ぶり。
2024年 6年振りに行った第16回海外公演「ヨーロッパツアー2024」において、計2ヶ国9都市にて公演を行う(オーバーハウゼン、バートホンブルク、ルートヴィヒスハーフェン、フライブルク、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ウィーン、エッセン、ベルリン)。