本公演について
早稲田大学交響楽団はこの度、2023年度末に、16回目の海外公演「ヨーロッパツアー2024」を実施する運びとなりました。この公演は、様々な国の聴衆の皆様と演奏会という場での交流を通じて相互理解を深める、国際文化交流を目指して行われるものです。
当楽団は、「オーケストラとしてよりよい音楽を求めていく」という理念の下、日々の活動を行っております。 その中で、1978年にベルリン・フィルハーモニーで開催された第5回国際⻘少年オーケストラ大会での優勝を契機として、2018年まで約3年に一度海外公演を挙行してまいりました。
2021年には16度目の海外公演を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中止を余儀なくされました。しかし、感染が収束しつつある今、2024年であれば、海外公演を行うことができると考え、現在計画を進めています。開催することができれば約6年ぶりとなる今回の海外公演は、オーストリアのウィーン楽友協会に加え、世界最高峰のホールであるベルリン・フィルハーモニーで演奏することも企画しています。
長いコロナ禍での活動では、今まで経験したことのない困難や苦しみがありました。しかし、壁にぶつかる度、団員が力を合わせ、そして皆様からお力添えを賜り、乗り越えて参りました。当楽団は、今年創立110周年を迎えました。この節目の年に、一度は途切れかけてしまった”海外公演”という伝統の襷を、どうか未来に繋ぎたい、と考えております。
私たちは、本公演の成功に向けて一層の努力を積み重ねて参る所存でございます。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
公演概要
(詳細は随時更新いたします。)
■公演スケジュール
日程 | 公演地 | 指揮 | 会場 |
---|---|---|---|
3/1
(金) |
オーバーハウゼン
Oberhausen
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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コレグレスザール
ルイス・アルバーツ・ホール |
3/2
(土) |
バートホンブルク
Bad Homburg
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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クアハウス
クアテクター |
3/3
(日) |
ルートヴィヒスハーフェン
Ludwigshafen
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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BASF ファイヤーアーベントハウス |
3/5
(火) |
フライブルク
Freiburg
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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コンツェルトハウス
ロルフ・ベーメ・ザール |
3/6
(水) |
シュトゥットガルト
Stuttgart
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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リーダーハレ
ベートーヴェンホール |
3/10
(日) |
ミュンヘン
München
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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イザール・フィルハーモニー |
3/12
(火) |
ウィーン
Wien
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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楽友協会
Musikverein
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3/14
(木) |
エッセン
Essen
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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エッセン・フィルハーモニー
アルフリード・クルップ・ザール |
3/17
(日) |
ベルリン
Berlin
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寺岡清高
Kiyotaka Teraoka
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フィルハーモニー
Philharmonie
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■演奏曲目
- マーラー / 交響曲第1番『巨人』
- R.シュトラウス / 交響詩「ドン・ファン」作品20
- R.シュトラウス / 交響詩「死と浄化」作品24
- バーンスタイン / 「キャンディード」序曲
- 石井眞木 / 日本太鼓とオーケストラのための「モノプリズム」
- コルンゴルト / ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
■ソリスト・共演者
- 発表までしばらくお待ちください。