曽我 大介

曽我 大介
曽我 大介

東京ニューシティ管弦楽団首席客演指揮者。桐朋学園大学、ブカレスト音楽大学、ウィーン音楽大学等で、B.ハイティンク、G.シノーポリ、I.ムーシン、U.ラーヨビッチ、小澤征爾、田中雅彦、I.ケプテア、森正の諸氏に学び、1989年ブカレスト音楽大学在学中にルーマニアでデビュー。1993年ブザンソン・コンクール第1位、1998年コンドラシン・コンクール第1位を始めジュネーブ、トスカニーニ、プラハの春等の指揮者コンクールで上位入賞。以降日本はもとより、ヨーロッパ、南米を中心に世界各地のオーケストラに客演を重ねる一方、これまでにルーマニア国立放送交響楽団首席客演指揮者、大阪シンフォニカー交響楽団(現・大阪交響楽団)音楽監督を歴任。特に日本で最も若い音楽監督として活躍した大阪シンフォニカー交響楽団在任中は「関西音楽界に新風を吹き込んだ」と高評価を得、同団初の海外公演を成功に導いた。2006年からブラジル・ロンドリーナ音楽祭首席指揮者、2009年4月から東京ニューシティ管弦楽団首席客演指揮者を務めている。

また海外に於ける国際交流に関わるイベントにも度々招待され、日本中国国交正常化30周年、日本・ルーマニア修交100周年、マケドニアにおける日本国ODA記念、ブラジル移民100周年、日本ドナウ交流年2009等のコンサートで指揮者として出演している。一方、イタリアを代表する指揮者コンクール、「ペデロッティ」コンクールを始め各地のコンクール審査員も務め、イタリア、ルーマニア、ブラジルの音楽祭や講習会で後進の指導にもあたっている。近年は作曲家としても活躍。2011年はリオ・デ・ジャネイロのチェロ・フェスティバルで委嘱作が初演、また2012年1月にはブカレストで「ジョルジュ・エネスコ」フィルハーモニー交響楽団、合唱団により「リベラ・メ」が初演され、大成功を収めた。7月にはブラジル、ロンドリーナ音楽祭でも委嘱作の初演が予定されている。

昨年は東日本大震災復興支援のための『“Kibou”音楽プロジェクト』を国際的に展開、ルーマニア、オーストリア、アメリカ、ブラジルでキャンペーンが行われ、また日本では被災地の小学校への教育楽器の贈呈を行った。現在東京ニューシティ管弦楽団との「チャイコフスキー:悲愴交響曲・ロメオとジュリエット(原典版)」(DCCA-0024)及び新譜「カリンニコフ・交響曲第一番・第二番」(DCCA-0042)がデルタ・エンタテインメントよりリリース中。

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当楽団1995年ワールド・ツアー、1998年ワールド・ツアー、2003年ヨーロッパ演奏旅行随行指揮者。