本公演について
「早稲田大学交響楽団 1992年世界演奏旅行」は、早稲田大学交響楽団にとって6回目の海外演奏旅行です。1992年の2月から3月にかけて、世界7ヶ国・16都市を巡って公演を行いました。
本公演は、様々な国の聴衆との交流を通じて相互理解を深め、世界平和に貢献することを目指して企画、実施されました。また、当楽団の活動に関心を寄せられ、様々な面においてご援助くださった故カラヤン氏のご遺志に基づくものでもありました。
※2月15日にエアレーザー協会で行われたポツダム公演では、そのすべての収益金が教会の鐘の修繕費として寄付されました。
※2月17日のドレスデン公演は、演奏会の模様が収録され、後日ラジオ放送されました。
公演概要
■公演国・公演都市
◇ドイツ連邦共和国 | |
---|---|
・ポツダム | エアレーザー教会 |
・ベルリン | シュターツオーパー・ベルリン |
・ドレスデン | クルチュアパラスト |
・デュッセルドルフ | トーンハレ |
・ダルムシュタット | コングレスザール・ダルムシュタット |
・フランクフルト | ヤールフンデルトハレ・ヘキスト |
・シュトゥットガルト | ヘーゲル・ザール |
◇スイス連邦 | |
・チューリッヒ | トーンハレ |
・ジュネーブ | サール・デ・スペクタクル |
◇オーストリア共和国 | |
・ウィーン | 楽友協会 大ホール |
◇スペイン | |
・ヴァレンシア | パラウ・デ・ラ・ムシカ |
・マドリード | アウディトリオ・ナシオナル・デ・ムシカ |
◇ポルトガル共和国 | |
・リスボン | コリセオ・ド・レクレオアス |
◇アメリカ合衆国 | |
・ニューヨーク | カーネギー・ホール |
・ワシントン | ケネディー・センター |
◇日本国 | |
・東京 | サントリーホール |
■公演期間
- 1992年2月10日~1992年3月23日
■随行指揮者
- 児玉 宏
- 高関 健
- 岩村 力
- 江原 功
■演奏曲目
- 石井 眞木/日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム
- 外山 雄三/オーケストラのためのラプソディ
- サン=サーンス/交響曲第3番ハ短調 作品78
- ブラームス/交響曲第3番ヘ長調 作品90
- ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」第2組曲
- ブラッハー/オーケストラのための協奏音楽 作品10
- ヴェルディ/歌劇「運命の力」序曲
- ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73「皇帝」
- R.シュトラウス/オーボエ協奏曲ニ長調
- モーツァルト/ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏交響曲イ長調 KV.Anh-104<三枝成彰:補筆作曲>
- モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 KV.216
- オルフ/カルミナ・ブラーナ
■ソリスト
- ユージン・イストミン(ピアノ)
- ハンスイェルク・シェレンベルガー(オーボエ)
- 徳永 二男(ヴァイオリン)
- 岡田 伸夫(ヴィオラ)
- 徳永 兼一郎(チェロ)
- 服部 譲二(ヴァイオリン)
- ダルムシュタット合唱団(合唱)