本公演について
「早稲田大学交響楽団 1989年ワールド・ツアー」は、早稲田大学交響楽団にとって5回目の海外演奏旅行です。1988年の12月および1989年の2月から3月にかけて、世界10ヶ国(当時)・19都市を巡って公演を行いました。
本公演は、「音楽を手段として世界の人々とより深く理解し合い、経済大国と称される日本の別の側面をも見てもらいたいという大きな願いの下に企画、実施され」ました。
※12月19日、20日のフィリピン公演において、アキノ大統領(当時)のご臨席を賜り、同公演は、マニラ国営放送によってフィリピン全国に録画放送されました。
公演概要
■公演国・公演都市
◇フィリピン共和国 | |
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・マニラ | フィリピン文化センター |
◇日本国 | |
・東京 | 新宿文化センター |
◇フランス共和国 | |
・パリ | サル・プレイエル |
◇ドイツ連邦共和国 | |
・ベルリン | シャウシュピールハウス |
・ベルリン | フィルハーモニーザール |
・ハノーヴァー | 北ドイツ放送局スタジオ |
・デュッセルドルフ | トーンハレ |
・フランクフルト | ヤールフンデルトハレ |
・ミュールハイム | 市立劇場 |
・ライプツィヒ | ゲヴァントハウス |
・ミュンヘン | ヘラクレスザール |
◇オランダ王国 | |
・アムステルダム | コンセルトヘボウ |
◇スイス連邦 | |
・ルツェルン | クンストハウス |
◇オーストリア共和国 | |
・ウィーン | 楽友協会 大ホール |
・ザルツブルク | モーツァルテウム |
◇英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国) | |
・ロンドン | バービカン・センター |
◇アメリカ合衆国 | |
・ボストン | シンフォニーホール |
・ニューヨーク | カーネギー・ホール |
・シカゴ | オーケストラホール |
■公演期間
- フィリピン公演
1988年12月17日~1988年12月21日 - 東京公演
1989年1月17日、1989年1月19日 - ヨーロッパ・アメリカ公演
1989年2月8日~1989年3月24日
■随行指揮者
- 高関 健
- 山下 一史
■演奏曲目
- 石井 眞木/日本太鼓とオーケストラのためのモノプリズム
- 斉藤 高順/今様
- 外山 雄三/オーケストラのためのラプソディ
- 武満 徹/オーケストラのための「星・島」
- ストラヴィンスキー/舞踊音楽「春の祭典」
- レスピーギ/交響詩「ローマの松」
- ウェーバー/クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調
- ドヴォルザーク/序曲「謝肉祭」
- ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調
- ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
- モーツァルト/セレナーデ第10番変ロ長調「グラン・パルティータ」
- J.シュトラウス/ラデツキー行進曲
- ラヴェル/ピアノ協奏曲ト長調
- アンダーソン/クリスマスフェスティバル
■ソリスト
- 安永 徹(ヴァイオリン)
- オットマール・ボルヴィィツキー(チェロ)
- 花房 晴美(ピアノ)
- ジョン・ブラウニング(ピアノ)
- イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
- 杉原 裕美(クラリネット)