1986年 ヨーロッパ演奏旅行

本公演について

 「早稲田大学交響楽団 1986年ヨーロッパ演奏旅行」は、早稲田大学交響楽団にとって4回目の海外演奏旅行です。1986年の2月から3月にかけて、世界5ヶ国・20都市を巡って公演を行いました。

 「音楽という共通の言語を通じて、民族や社会体制の違いを越えてヨーロッパの人々と交流を深め、国際文化交流に寄与する」ために行われた当演奏旅行は、西ドイツの音楽マネージメント、東ドイツ政府の招聘を受け、また、チェコスロヴァキアでの演奏の機会をも得て、43日間にわたる大規模な公演となりました。

※2月22日、23日にベルリン・フィルハーモニーザールにおいてドイチェ・グラモフォン社によるライブ・レコーディングを行い、この録音はLPおよびCDとしてポリドール株式会社より発売されました。

公演概要

■公演国・公演都市

◇フランス共和国
・パリ サル・プレイエル
◇ドイツ連邦共和国
・ハイデルベルク 市民会館
・オーバーハウゼン ルイゼ・アルベルツ・ハレ
・デュッセルドルフ トーンハレ
・ボン ボン大学講堂
・ベルリン フィルハーモニーザール
・ビーレフェルト エトカーハレ
・デューレン
・フェルベルト
・ケルン 日本文化会館
・ノイシュタット
・マルブルク
・インゴールシュタット
・バイロイト
・レヴァークーゼン エアホールングスハウス
・ケルン 日本文化会館
・フランクフルト ヤールフンデルトハレ
・エアランゲン 市民会館
・バイロイト 市民劇場
・ライプツィヒ ゲヴァントハウス
・ワイマール ワイマールハレ
・ベルリン シャウシュピールハウス
・ホイヤースヴェルダ 鉱山・電気労働者会館
◇チェコ共和国
・ウースチー・ナド・ラベム
・プラハ スメタナホール
・モスト
◇オーストリア共和国
・ウィーン ムジークフェラインザール

■公演期間

  • 1986年2月10日~1986年3月24日

■随行指揮者

  • 大友 直人
  • 高関 健

■演奏曲目

  • 斉藤 高順/今様
  • 外山 雄三/オーケストラのためのラプソディ
  • 外山 雄三/ヴァイオリン協奏曲
  • 武満 徹/オーケストラのための「星・島」
  • ストラヴィンスキー/舞踊音楽「春の祭典」
  • レスピーギ/交響詩「ローマの松」
  • シューマン/交響曲第4番
  • ハイドン/交響曲第100番「軍隊」
  • スメタナ/交響詩「わが祖国」より「モルダウ」
  • チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
  • ハイドン/チェロ協奏曲ニ長調
  • バッハ/ブランデンブルク協奏曲第4番
  • ヘンデル/ハープ協奏曲変ロ長調
  • マトス/オーケストラのための「レスポンゾ」
  • モーツァルト/13管楽器のためのセレナーデ第10番「グランパルティータ」
  • J.シュトラウス/ラデツキー行進曲

■ソリスト

  • オットマール・ボルヴィツキー(チェロ)
  • 斉藤 葉子(ハープ)
  • 坂口 史緒(ヴァイオリン)
  • 杉山 裕子(ヴァイオリン)