(1)2016年6月のトラブルについて

・2016年6月に田中雅彦氏(以下、田中氏)から金銭を要求されたのは事実か?

⇒ 弊楽団は、ノア・コーポレーション社(田中氏が代表を務めていた会社)と覚書を締結し、弊楽団の指導および演奏旅行のマネジメントを委託しておりました。2016年6月に田中氏が同覚書に基づき委託金額の一部の支払いを求めたところ、覚書について学生間で十分な引継ぎがなされていなかったこと、当時締結されていた覚書に支払期日が定められていなかったことから、その支払いを巡って田中氏と学生の間でトラブルが起きたことは事実です。その後、OBの協力を得て、同覚書を破棄し、弁護士も確認の上で業務委託契約を締結することにより、金銭授受の透明化を図りました。既に解決した問題であり、現時点で田中氏との間で金銭トラブルはありません。

(2)田中氏への支払いについて

・3年間で3000万円は高額すぎないか?

⇒ 田中氏には週3回の定期の練習につき、1回当たり3~4時間指導を受けることに加えて、幹事会への参加、ツアーマネジメントに至るまで多くの時間を割いていただいておりました。この時間と通常のレッスン費用、外部のプロモータに委託した場合の費用など、諸々を勘案した結果、妥当だという判断で金額を設定いたしました。この金額に関しては、団員による総会の了承を得て決定したものです。しかし、アマチュアの学生団体の域を超えているというご批判があるのは重々承知しております。指導者への適切な報酬のあり方については、今後あらためて検討を進めていきます。

・現金払いをしていたのは事実か?

⇒ 2016年時点では現金払いがなされていたのは事実ですが、上述の業務委託契約が締結された後は、すべて銀行振込で支払いを行ってまいりました。

・田中氏の税金に関して

⇒ 税金については、ノア・コーポレーション社および田中氏において適切に処理されるべき問題で、弊楽団の管理範囲外だと認識しております。

(3)演奏旅行について

・1人170万円という演奏旅行の費用は高額すぎるのではないか?

⇒ 演奏旅行は過去に複数回行っており、170万円かかった時もあれば、50数万円で済んだこともあります。演奏旅行の期間や公演数をはじめとする様々な要素によってこの金額は変動します。

・170万円の総額のうち大半が、田中氏が代表を務める会社に流れているのは事実か?

⇒ 事実ではありません。田中氏が代表を務めるノア・コーポレーション社に支払っているのは、業務委託契約の3000万円のみであり、その他の費用は弊楽団から直接、ホール使用料・交通費用・宿泊費用などを支払っております。収支報告および関連する証憑を大学に提出しております。

・過去の演奏旅行の資料にあるVIP費用732万円とは何か?

⇒ 報道されました資料は1990年の説明会で配布された資料であります。現在調査を継続しておりますが、約30年前の資料ということもあり、確認に時間を要しております。なお、近年行われた演奏旅行に関しては、団員および保護者に対して費用の明細についても説明しており、不透明な使途はないことが確認されております。

・演奏旅行時の個室対応について

⇒一部田中氏より助言を受けたことは事実です。しかし、田中氏の独断で割り当てを決めたものではなく、団員の中の担当者が、宿泊先の各タイプの部屋数という制約のもとで、団員に希望を尋ねながら決めてまいりました。
特に個室に関しましては、独奏等を担当する団員にかかるプレッシャーや、団員の病気などに配慮して割り当てを行なったものであり、報道にあるような「田中氏のお気に入りの子だけ個室にした」という事実はございません。

(4)弊楽団の運営について

・学生の自治権が全くない、すべて見えないところで決まっている、との報道があるが?

⇒ 報道の内容がいつの内容であるのかわからないので、明確なご説明はできませんが、現体制においては極力透明性を持たせた運営を心がけております。一方で、幹事会の運営の拙さもあり、団員に対して説明しきれていないことも多々あると自覚しております。今後は、より透明性をもった運営ができるよう努力してまいります。

・大学側から2018年3月に田中氏への業務委託を終了するように勧告があったということは事実か?

⇒ 事実です。しかしながら、2018年3月まで演奏旅行を行っていたこともあり、後任への引継ぎ作業が進んでおらず、引継ぎの期間として2018年度末までに田中氏が引退できるように準備を進めておりました。しかしながら、今回の報道を受け、田中氏本人から辞職の連絡がありましたため、その予定を繰り上げる計画を立てているところです。

・「尊師」と呼ばれていたのか?

⇒ 過去の世代に関しては関知しておりませんが、現在は田中氏をそのように呼称している団員はおりません。


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